POS(販売時点情報管理)システム大手の東芝テックの報告によれば10日、フランスとベルギーの2カ国の3拠点のサーバーからの情報漏洩が起こったとのことだ。
これは東芝テックが5月に、欧州子会社でサイバー攻撃を受けたと発表していた調査の結果だ。外部機関からの報告によれば、ベルギーの1法人については「顧客情報の流出がないことを確認できた」とし、他の2法人から漏れた情報などについて引き続き調査しているとのこと。あわせてフランスとベルギー以外の地域では、サイバー攻撃による被害がない様だ。
東芝テックによると今回、同社に攻撃をしかけたのは『ダークサイド』と呼ばれるハッカー集団とのこと。ハッカー集団からとみられる声明で身代金も要求されているが、同社は応じておらず接触もしていないとのこと。
最近ではクラウド連携を行うPOS管理システムも多い為、同社システムをご利用の方は十分に注意していただきたい。