セブン‐イレブン・ジャパンは2月18日、 ビザ・ワールドワイド・ジャパン、ジェーシービー、 アメリカン・エキスプレス・インターナショナル、三井住友トラストクラブ(ダイナースクラブカード発行会社)と提携し、6月から全国のセブン‐イレブン2万964店(2020年1月時点)でNFC Type A/Bよるクレジット、デビット、プリペイドの各種カードの非接触決済サービスを開始予定であることを発表した。
セブン‐イレブンに設置されているレジが内蔵するNFCリーダーにカードをかざすだけで、サインや暗証番号の入力不要で決済できる。交通系ICカードやiD、WAONなどと同様の決済が可能になるわけだ。なお、国内で発行されているクレジットカードやデビットカードの一部は、Apple PayやGoogle Payに登録することで、iDやQUICPay経由でNFC-F(Felica)を使った非接触決済が可能だが、今後はこれらのFelica決済を使うことなく非接触決済を実現できるようになる。
国内のコンビニ最大手のセブン‐イレブンがNFC Type A/Bの決済に対応することで、今後国内の小売業でNFC Type A/B決済が広がる確率が高まってきた。
ちなみに皆様は7payの不正アクセス事件を覚えていらっしゃるだろうか。
この施作は自社グループ内でのあの事件を踏まえた上でのリスクヘッジともいえるのではないだろうか。大手はもちろんのこと、中小、SOHOまでがセキュリティの必要性が迫られているのが現状だ。