Kasperskyは、2019年第2四半期(4月~6月)のサイバー脅威レポートを公開。

今やランサムウェアを知らない人は少なくはないだろう。ランサムウェアは、ユーザーのコンピューターでファイルを暗号化し、ファイルを復元する見返りとしてビットコインや金銭を要求するウイルスである。機能はシンプルだが効果的で個人と企業、特に中小、SOHOを狙った攻撃が増えてきている。2019年第2四半期にランサムウェアによる攻撃を検知したコンピューターは23万2,292台で、前年同期(2018年4月~6月)の15万8,921台よりも46%とやはり増加した。

2019年第2四半期に最も頻繁に攻撃したランサムウェアは依然として「WannaCry」で、カスペルスキー製品で検知したランサムウェアによる攻撃全体の23.4%を占めている。2017年にWannaCryは破壊的な攻撃により蔓延し、MicrosoftはこのOSの更新プログラムを提供し続けてきたのだが、それにもかかわらず、WannaCryによる攻撃はいまでも続いている。

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