クレジットカードの情報を取り扱う闇サイトがハッキング

by no-genkin.com

盗まれたカード情報が闇サイトで取引されていることを知らない人は少なくないだろう。なんとそのカード情報を売買する大手闇サイト「BriansClub」がハッキングされ、過去4年間に収集された2600万枚ものカード情報が盗み出されたことが判明した。一見すると多大な損害を被る様に見える話したが、カード情報が詐取されていたユーザーに対しては怪我の功名ともいえるかもしれない。

BriansClubは、セキュリティ関連の専門家であるBrian Krebs氏が運営する「KrebsOnSecurity」というサイトを模して作られた闇サイトだ。以前からKrebs氏はその存在を知っていたそうで、何度か管理者に警告をしているが返答はなかったとのこと。

2019年9月、Krebs氏のもとにとある人物からBriansClubが保有するデータを得たと連絡が入り、送られてきたデータを照合したところ事実と判明した。

BriansClubから盗まれた2600万枚分にもおよぶカード情報は、2015年からの過去4年間で収集・販売してきたもので既に、盗み出されたカード情報は複数の金融機関や政府組織などに共有されており既にカードの利用を停止している。

ちなみにBriansClubの損失額は4億1400万ドル(約447億円)に相当すると言われている。

今回の件は寝耳に水、嬉しい情報漏洩となったが我々、公共の福祉に準ずる企業で同じことが起これば凄惨な事態を招くことになるだろう。

RECOMMENDED POSTおすすめ記事

あなたにオススメの記事一覧

CATEGORY LINKSカテゴリー別記事へのリンク

カテゴリー別で投稿されている記事をお探しの方はこちらをご利用下さい。