サイバーセキュリティソリューションのグローバルリーダーを自称するComodo(コモド)は、自社サイトがハッキングされたと発表した。
フォーラムソフトウェアであるvBulletinの脆弱性を利用したもので、攻撃者簡単に攻撃をしかけることが出来るとのこと。今回のケースでは、ユーザー情報のデータベースがすべて盗まれた。
エクスプロイトコード(ソフトウェアの脆弱性の有無を検証する簡易プログラム)が作られ2日後、vBulletinは既にソフトウェアの修正パッチを配布している。
だがComodoは修正パッチがリリースされてから4日後、Comodoのフォーラムはハッキングされた。
Comodoの発表によれば、今回漏洩したのはユーザー名、氏名、メールアドレス、フォーラムへ最後にアクセスした時のIPアドレスとのこと。ソーシャルメディアハンドルも一部盗まれた様だ。
Comodoのフォーラムには、約24万5000人のユーザーが登録されているという。
今年2回目のセキュリティ上の失敗で前回のハッキングではパスワードが流出し、セキュリティの研究者が会社のイントラネットにある内部のファイルやドキュメントにアクセスできるようになった。