FaceBookが度重なる、情報漏洩

ニュースメディアのTechCrunchは2019年9月5日に「多数のFacebook利用者の個人情報がオンライン上でデータベースとして公開されていたことが判明した」と発表した。今回、判明したのはアメリカのユーザーの個人情報1億3300万件・イギリスのユーザーの個人情報1800万件・ベトナムのユーザーの個人情報5000万件で約4億1900万件以上とのこと。この個人情報には住所や電話番号も含まれる。その上、パスワードでの保護や暗号化もされていなかった為、誰でも閲覧できる状態であったということだ。

Facebookでは2019年4月にも5億件以上の個人情報が同じ状態で晒され、問題となっています。

今回の件についてTechCrunchに情報提供したセキュリティ研究者のSanyam Jain氏によると、データベースの所有者を突き止めることはできなかったが簡単に中身を閲覧することが可能な状態になっており、Jain氏は、データベースの中に複数の有名人の個人情報もあったと報告している。

Facebookでは2018年にも8700万件規模の個人情報が流出していたことが発覚しておりFacebookの最高技術責任者(CTO)であるマイク・シュレーファー氏は2018年4月に、「電話番号でユーザーを検索できる機能を撤廃する」と改善策を打ち出していた、今回の流失原因は未だ特定できていない。

技術系ニュースメディアのGIZMODOがFacebookに行った電話取材によると、Facebookは「データベースの多くは重複しているため、流出した個人情報の実数はデータベースの件数の約半分」だと主張しているとのことで実際の被害規模も未だに特定出来ていない。

 

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