ネットワークカメラのパイオニアとして有名なVerkada。2万4000社分にも及ぶデータがネット上でリークされたということだ。
Tillie Kottmannと名乗るハッカーによればテスラ社に設置されている監視カメラデータの他、公共交通機関や警察、はたまた病院のデータまで閲覧することが可能だったとのこと。その上Verkadaサーバーに保管された膨大なデータにまでアクセスすることが出来たというのだ。
ハッカーの侵入の動機としては「日々、人々がどれだけ監視されており危険なプラットフォームで管理、運用されているかということ。利益ばかりを追求された現状を理解して欲しい」と述べているとのことだ。
一般の方がネットワークカメラを初期設定のままで運用してしまうというのは良く聞く話ではある。ただクラウドで運用することをメインにしている企業が、簡単に不正アクセスされているのは目も当てられない事態ではないだろうか。