CamScannerのAndroid版に悪意のあるモジュールを強制的にインストールするマルウェアが混入していたとKasperskyは報告をあげた。
これがインストールされた場合、外部から不正に端末を操作される可能性があるというものだ。
開発元であるINTSIG Information Co.Ltdは今回の問題について、自社でアプリの調査を行った上でデータの流出はなかったとしているが事実かどうかは疑問が残る。
上記は、無料版でのみ見つかったマルウェアで修正パッチは既に配信済みだ。
もしCamScannerをお使いの方がいらっしゃればバージョンを更新されることを強くお勧めする。
多層防御を行っていれば今回の事件は、もっと早急に対処出来ていたかもしれない。1つのセキュリティ対策だけでは不完全となってきているのではないだろうか。
【2020年7月記事】