Googleの動きを大手ISPがロビー活動で妨害?

ブラウザでウェブサイトにアクセスする際、どのような通信を行われているか皆様はご存知だろうか。まずDNSによりドメイン名をIPアドレスに変換する。一般的にDNS通信暗号化されていないのだがは、GoogleなどはこのDNS通信を暗号化してセキュリティを向上させようという取り組みを試みている。ところが、大手のプロバイダ会社であるコムキャストが、ロビー活動によってDNS通信の暗号化を妨害していることが分かった。


従来のDNS通信は、第三者によって通信内容を盗聴、及び改ざんされる危険性があり、ISPもユーザーがどのウェブサイトにアクセスしたのかを知ることができました。そこでGoogle等は暗号化通信であるHTTPS接続を用いてDNS通信を暗号化する「DNS-over-HTTPS(DoH)」を導入して、DNS通信のセキュリティを高めようとしています。

ところが、これにプロバイダ会社が待ったをかけておりDoHに対してさまざまな懸念を示していることが報じられており、両者の間に対立が生じている。

海外メディアサイトMotherboardによれば、DoH推進計画を阻止するためのコムキャストがロビー活動で使用したプレゼンテーション資料を入手したらしい。Googleは一部の環境で既にDoHを実験的に導入しており、セキュリティの専門家はGoogleによるDoH導入を称賛していまするがインターネットの仕組みが抜本的に改革され、Googleの独占が懸念されてると指摘されています。

「GoogleによるDNSの一方的な集中化は、サイバーセキュリティ、プライバシー、反トラスト、国家安全保障および法執行、ネットワーク性能やサービス、その他の分野に関連する深刻な問題を提起します」「議会はGoogleの動きを停止させ、質問に答えさせるべきです」「なぜGoogleはここまで急いでいるのでしょう?」などと、コムキャストのプレゼンテーション資料にはGoogleへの批判的な言及が展開されているとのこと。

ただDoH導入に対してGoogleはプロバイダ会社の指定や強制はしていなく、この指摘は根拠がなく正当性がないとしている。

セキュリティの向上は、我々ユーザーにとって喜ばしいことなのだがもしかすれば政治的な暗躍が裏にあるのかもしれない。

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