警視庁からの最新の報告によれば8月、9月と不正送金の件数・金額ともに激増しているとのこと。9月にいたっては436件、4億2600万円の被害額に至ったとのことだ。
警視庁調べによれば、フィッシングメールによる偽サイトへの誘導により個人情報やネットバンクのIDやパスワードの盗聴やキーロガーの感染により搾取されてしまうとのことだ。
金融庁は、被害防止のために心当たりのないSMSを開かないことや金融機関がSMSを用いることはないと指摘。受け取った場合は、金融機関へ直接問い合わせるよう求めた。
くわえて、あらかじめ金融機関のウェブサイトは事前にフィッシング攻撃の注意喚起する差mに指導。
また事前に登録したブックマークから金融機関のサイトへアクセスし、表示されたサイトのURLを確認することや、最新のセキュリティ対策ソフトを活用することなどを呼びかけている。
件数、金額ともに微減であった不正送金に関して、一部警察関係者らからはラグビーW杯の影響ではないかと噂されている。