By Esther Vargas
2017年6月にYahooがベライゾンに買収された際、驚愕の事実が発覚した。過去に全ユーザー30億人分のユーザーアカウント情報が漏洩するという史上類を見ない規模のサイバー攻撃を受けていたというのだ
以下は、その発表の原文である。
https
2016年12月14日、Yahooは2013年8月にサイバー攻撃により約10億人分のユーザーアカウント情報が盗まれたことを発表した。漏洩した情報にはユーザーの電話番号・生年月日・セキュリティの質問への回答などが含まれており、過去最大の情報漏洩となった。
ベライゾンに買収されたのちも、Yahooは外部の専門家と2013年のハッキング被害についての調査を進め、それに伴いハッキングを受けた当時の全てのユーザー30億人が情報漏洩の可能性があること判明した。これに伴い、2016年12月には被害者ではないと考えられていた「新たに被害者であることが判明したアカウント」に向けても、メールでの通知が行われた。
Yahooを買収したベライゾンのCISOのチャンドラ・マクマホン氏は、「ベライゾンは責任と透明性に関する最高水準の基準を守ることを約束する。進化するオンライン上の脅威に対して、ユーザーとネットワークの安全およびセキュリティを確保するために積極的に取り組み。我々の投資により、Yahooはベライゾンの経験とリソースによる恩恵を受け、セキュリティを強化するための重要なステップを踏み出せる」と語っている。
利用者は大手企業を過信することなく監視を行い、自衛の手段を取捨選択していかなかればならない。