ファイア・アイ株式会社は7月23日に、2019年1月から3月までの13億通のEメールを対象とし分析した「FireEye Eメール脅威レポート」を公開した。
レポートによると、この四半期には「なりすましを用いたフィッシング攻撃」は、前四半期から17%増加。
「URLベース攻撃における暗号化されたHTTPSの悪用」前四半期から26%増加。
「クラウド上のファイル共有サービスを標的とした攻撃」では
Dropboxを筆頭にWeTransfer、Google Drive、OneDriveなどファイル共有サービスに投稿された悪意あるファイルのURLが大きく増加した。
これは利便性の裏にある危険性の現れであり、なりすましを用いたフィッシング攻撃はもちろんのこと、ファイル共有サービスは爆発的にユーザーが増えている為、企業内での運用やポリシーなどにも、より一層注意しなければならない。
年々、ウイルスによる被害は巧妙かつ致命的になることが多くなる一方でだ。