Googleがインドの駅や僻地で提供してきた無料Wi-Fiプログラムを終了させる

Google(グーグル)は米国時間2月17日に、多くのパートナーたちと協力してインド国内の400以上の駅や多数の僻地の公共の場所に、無料Wi-Fiを提供してきたGoogle Stationプログラムを、この先縮小すると発表した。

グーグルのPayments and Next Billion Users(支払いならびに次の10億ユーザー)担当副社長のCaesar Sengupta(シーザー・セングプタ)氏は、2015年に開始されたこのプログラムは、何百万人ものユーザーがインターネットサーフィンするために役立ち、多くの人が消費するデータ量を気にしなくても良いようにした初めてのものだと語る。しかし、インドを含む多くの市場でモバイルデータ通信の価格が安くなったため、Google Stationはもはや必要ではなくなったのだと彼は言う。同社は2020年中にプログラムを中止する予定だ。

またGoogleは将来的にこのビジネスの成長が困難と判断した為、中止するそうなのであるが、そこにセキュリティに対する費用がかさむという点でも言えるのではないだろうか。

SSID、MACアドレス認証を用いないWiFiは常に危険を伴うこととなる。技術があるものからすればWiFiに接続されているデバイスへの侵入がいとも簡単に行われてしまうからである。

もちろんこれは無料WiFiの話だけに留まらない。簡易なパスワードしか設定していないAPもかなり多く侵入は容易となっている。

ネットワークへの脅威が日に日に増す中、何かしらの対策を用いることを強くお勧めする。

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