JP CERTにてインシデント報告対応レポートが公開

JP CERTから2019年10月1日から12月31日までインシデント報告対応レポートが公開された。詳細は下記リンクからご覧頂きたい。

https://www.jpcert.or.jp/pr/2020/IR_Report20200121.pdf

中でも注目していただきたいのが下記の画像である。

所謂、サイバー攻撃といわれて皆様が思い浮かべられる事象は標的型攻撃かもしれない。だがそれはDoS/DDoSを加えたとしてもわずか0.2%と1%にも満たない攻撃となる。

この図を見ても明らかとなっているのだが1番のインシデントはフィッシングサイトだ。これはいわば大企業を狙った攻撃をいうよりもコンシューマー、もしくは中小企業・SOHOを狙った攻撃だと言っても過言ではないだろう。

これに連なって、警視庁からも驚くべき情報が挙げられている。

昨年9月からネットバンキングの不正送金被害がうなぎ上りに上昇しており、これは世界ラグビーの影響ともいわれている。

2020年、我々は世界ラグビーを超える大きな行事が待ち受けている。2020東京オリンピックだ。世界ラグビーですらこの始末。オリンピック開催時には更なる被害が起きても不思議なことではないのだろうか。

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