iOSの脆弱性が露見

米Googleの脆弱性調査プロジェクト「Project Zero」が驚くべき報告をあげた。Appleが2月7日にiOS12.1.4のアップロードで対処した内容だ。

 脆弱性をついた攻撃の内容は次の通りだ。

特定のサイトに訪問したiphoneユーザーのiOS 10~iOS 12のバージョンの端末にサイバー攻撃を行い、成功すると悪意のある監視プログラムをiPhoneにインストールする。

 この悪意のある監視プログラムは「キーチェーン」「iMessage」「Telegram」「WhatsApp」のデータベースなどにアクセスでき、監視プログラムがインストールされた状態で携帯に不正アクセスされるとメッセージの内容が読まれてしまう。

 このプログラムは、再起動すれば消去されるがそれまでにパスワードや位置情報を盗まれる恐れがある。

 Project Zeroは他にも14の脆弱性をみつけ報告している。 

お気づきになられている方も多いだろうがMac、Apple製品がウイルスやハッキングの対象にならないというのは既に夢物語である。しかるべき対策、対応をとらなければあなたの大事なデータや、写真などが搾取されてしまう日もそこまで来ているのだ。

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