by https://paypay.ne.jp/notice/20201207/02/

12/7にPayPay株式会社は20,076,016件の情報漏洩の可能性があることを報告した。今回、流失したのは加盟店260店舗の名前や住所、連絡先、代表者名、売上振込先や営業対応履歴。あわせてPayPay株式会社の従業員の詳細な個人情報やパートナー会社の情報などが流失した恐れがあるとのこと。

報告によれば12/1に関連会社からの通報を受け不正アクセスの可能性を把握し社内調査を行ったところ、11/28にブラジルからの不正アクセスを受けていることが発覚したとのこと。原因としては、サーバーのシステム更新の為に外部アクセスを一時的に許可したが、システム更新後もその状態で放置してしまい不正アクセスを受けてしまったとのこと。なお不備のあった期間は10/18～12/3の長期に渡るとのこと。

ただし、同社はペイペイで買い物を行っているユーザーに関する情報は別で管理されているため情報漏洩の可能性はないと報告している。

また同社は今回の事件を受けて『加盟店管理システムにおいて、アクセスモニタリングやシステム変更時の監視を強化します。今回の事象を重く受け止め、再発防止に努めてまいります』と発表している。