過去に偽サイトで被害にあった大手企業といえば佐川急便だろう。それに続いて、今回何者かによってターゲットとなってしまったのは“お値段以上”のキャッチフレーズで知られる家具メーカーのニトリだ。
偽サイトはニトリの本サイトとかなり類似点が多く、不自然な日本語表現や連絡先がフリーメールアドレスになっているなど注意深く見なければ分からない仕組みとなっている。
既にニトリは警視庁サイバー犯罪対策課・北海道警察と対応しており12/7現在、偽サイトの削除は終えている。ニトリは偽サイトにIDやPASSを入力してしまった方については至急、変更する様に呼び掛けている。
偽サイトはハッキリいうと防ぐことが困難だ。だが、大きく会社のブランディングを損なうことは間違いない。利用者への呼びかけ、複雑な認証システムなどを導入して利用者に『いつもとは違うぞ?』とハッと気付かせる様な何らかの手立ては打たなければならないだろう。