政府でパスワード付メール廃止の意向

会社で取引先にエクセルなどのデータを添付する際、1通はzipファイルなどで圧縮すると共にPASSをかけ、1通はそのPASSを送信するといったフローを指示されている経営者、管理者の方も多いのではないだろうか。

 

11月16日に平井卓也デジタル改革担当大臣は「廃止した方が良い」として述べている。その理由としては至極、簡単なことで不正アクセスなどの攻撃を許してしまった際はメールサーバーのデータは全て閲覧可能となってしまうからだ。そうなればPASSをかけていたとしてもセキュリティとしては不十分だというのが同大臣の意見である。「受け手の体験を損ない、社会の効率を下げる行為だ」と世界でも名前がしられているエンジニアの及川卓也氏からも辛辣な意見が出ている。

 

具体的に何に変更していくかは厳密に語られていないが内閣府、内閣官房で廃止が検討されている段階で閣議決定されればファイル共有の仕組みは地方自治体含め、民間の企業でも大きく一度に変更されていくのではないだろうか。

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