Acerがランサムウェア被害。身代金は史上最高額の50億円以上

PCメーカーのAcerランサムウェアの攻撃を受け5,000万ドル(約55億)の身代金を請求されていることが分かった。

報告によれば“REvil”と呼ばれるハッカー集団による犯行で、Acerの機密情報を奪取したとのことだ。REvilはAcerの財務帳票や銀行のデータをネットワーク上で公開している。

REvilはAcerに対して2021年3月28日までに身代金として5,000万ドルを暗号資産のMoneroで支払うように要求。さらに、支払い期限を越えてしまった場合は身代金が1億ドル(約108億円)に倍増するとも通告している。

REvilはAcerに対して「SolarWindsの二の舞にならない様に」とも脅迫している。Acerはこれに対して、「最近の異常な状況については複数の国の適切な法執行機関やデータ保護当局に報告済みです」とコメントしており28日以降の詳細な報告はなされていない。

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