中東やヨーロッパ諸国の政府が標的に。トルコ政府の支援を受けたハッカーの仕業か

ギリシャ政府組織のウェブサイトが2020年1月17日にハッキングを受けた様だ。ギリシャ以外にもキプロスやイラク政府組織も攻撃を受けたとのこと。一連の攻撃は、トルコ政府の支援を受けたハッカーではないかと報じられている。



詳細は次の通りだ。ギリシャ政府のウェブサイトが2020年1月17日にクラッキングされ、トルコのハッキンググループであるAnka Neferler TimはFacebookでギリシャへのクラッキングは自分たちが行ったと声明をだした。

Anka Neferler Timは、自身のウェブサイトで「トルコに対して否定的な発言をするウェブサイトはすべて標的となる」と明言しており、以前から同様の事件を起こしているとのこと。

何でも、これには地中海の海洋上における国境線が原因とのことだ。
2019年11月28日に、地中海を挟んで向かい合うトルコ政府とリビア暫定政府が国境に関してについて合意に至っただがギリシャ、キプロス、エジプト、そしてリビア東部のキレナイカ暫定評議会が納得しておらず、東地中海沿岸諸国間で緊張が高まっている様だ。

示威行為としてサイバー攻撃が用いられる中、オリンピックを目の前にした日本に矛先が向く日も近いのではないだろうか。

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