BIOSにまでハッキングが可能?

BIOS(バイオス)とはBasic Input/Output Systemの略でありマザーボード上のROMに搭載されているプログラムのことで、OSが起動する前にキーボード、マウス、CPUなどの管理や制御を行っている。

BIOSは高度な技術を持つものしかハッキングすることは難しいとされていたが研究者によれば、この脆弱性をつけば、さほど技術を持ってなくても誰でも攻撃可能になってしまうとのことだ。

BIOSはPCを起動してOSをロードするのに必要なプログラムで、通常のアンチウイルスソフトでは見つけづらい。

一度マルウェアに感染してしまうと、ユーザーが発見することは難しく、BIOSがPCの起動前に作動するプログラムのため、OSを初期化してもマルウェアが削除されない可能性があることだ。

その上、修正パッチを適用出来なくしてしまうことができ、現在具体的な対応策がみつかっていない。

一度、PCへのアクセスを許してしまえばPCを新しいものに変える他なくウイルスの動きを考えると何の対策も行っていなければ全てのPCに被害は拡大し、企業にとって多大な損失となるのは容易に想出来るだろう。

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